ホームページ制作において、その中で使われる言葉はとても大切です。いくらデザインが素敵なホームページでも使われている言葉が間違っていたら正しい情報を伝えることができません。
しかし日本語は同音異義語などが多くとても難しいです。そこで、間違いやすい同音異義語をいくつかご紹介します。間違い探しをするつもりで眺めてみてください。
わが社はホームページを製作しています
間違いの部分は「製作」。正確には「ホームページ制作」です。 制作と製作をどう使い分けるかは、作られるものによって変わります。 「制作」は芸術性をともなう作品、絵画や彫刻、映画や番組などにクリエイティブなものを作るときに対して使われます。
それに対して「製作」は実用品などを作るときに使われる言葉。機械や日用品、家具などクリエイティブな要素が少ないときに使われます。
といってもクリエイティブなものなのかそうでないものなのか、世の中には曖昧なものもたくさんあります。時と場合に応じて機転を利かせ、臨機応変に使い分けるのがいいかもしれません。
ビラを配付しました
正解は「配布」。配布には広く行き渡らすように配ること、の意味があります。
それに対して「配付」はあるものを特定の人々に配ること。「社内IDの配付」などという場合に使います。
意志の疎通を図る
「意志」の部分が間違いです。正解は「意思」。
意思とは自分の考えや思いを表す言葉。個人の思想や思考を表す中立的な意味があります。思いや考えに重点が置かれ、そこに強い気持ちや感情は含まれません。
それに対して「意志」は「何かをしよう！これがしたい！」というように自分の考えや思いに、積極的な気持ちが加わります。
最後に
調べてみるとこれ以外にも間違いやすい同音異義語はたくさんありました。正しい言葉を使えば主張していることに説得力があり、そのサイトに対する信頼度も高まるものです。正しい言葉で正確な情報を届けるために、これからも努力していきたいと思います。
