カリグラフィーは簡単に言うと、英語の習字みたいなものです。日本語を美しく書くことはできないのですが、英語なら頑張れるかなと思い、カリグラフィーを習いに行ってきました。
カリグラフィーとは
カリグラフィーの語源は、ギリシア語の「CALLI(美しく)」と「GRAPHEIN(書くこと)」に由来しています。このことからもわかるように、カリグラフィーの定義は、美しい線によってつくられた美しいアルファベット表現とされています。
この「美しいアルファベット」の元となっているのは、ローマ時代の碑文に使われていた「ローマンキャピタル」という大文字体で、2000年以上経った今日でも大文字活字の基本として使われているほど美しいプロポーションです。
この文字は、カリグラフィーにおいても最も重要な書体とされています。それから、各時代に様々な字体が生まれ、変化してきました。
カリグラフィーはアート
印刷技術の発展とともに手書き文字の必要性は薄れ、なくなってしまった字体もありますが、現在ではアート、デザイン、工芸などさまざまな分野で活用されています。
見本を見て、練習していくのですがなかなかうまく描けませんでした。カリグラフィー用のペンや、万年筆などで書くのですが、書き順によって文字の太さや色の濃さがかわり、とても難しかったです。
パソコンを使えばフォントを変えて一瞬で出てきてしまうのですが、時間をかけて文字を書くのは気持ちが落ち着きます。是非、みなさんも挑戦してみてください。