Blog

VRってどうなっているの

最近よく聞くVR。私は、3D空間を楽しめるヘッドセットのことをVRというのかと思っていましたが、違いました。

VRとは

バーチャルリアリティ(英: virtual reality)とは、現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」と訳される。古くは小説や絵画、演劇やテレビなども、程度の差こそあれVRとしての機能を有している。(ウィキペディア)

VR自体は昔からあったのです。それが最近になってより現実的な環境を体感できるようになったようです。

VR映像というと、に頭に特殊なヘッドギアのようなものを装着している姿がよく見られます。この頭に付けている装置は「VR HMD」といいます。VR HMDの「HMD」は、「Head Mounted Display(ヘッドマウントディスプレイ)」の略であり、頭からかぶり目前にディスプレイを配置するタイプのシステムです。視界を覆うかたちでコンピュータグラフィックスを見せることができるため、まるでその映像の世界に入り込んだような感覚を作り出せるという特徴があります。

現在発売されていたり、発表されていたりするシステムはどれも、目の前にディスプレイを置き、顔の向きに合わせて見せるべき映像を表示させる、という仕組みです。

また、VRで使われる高解像度の360度映像は、複数のカメラを360度に配置するか、1台で複数のレンズを持つ特殊なカメラで撮影し、後処理で右目用と左目用の映像を生成されています。

立体視を実現するためには右目用映像と左目用映像を切り分ける必要がありますが、3D映画や3Dテレビなどに比べるとシンプルな仕組みで、目の前に ある液晶を単純に区切って右目用と左目用の映像に分けます。そして、それぞれの映像を見やすいようにレンズを配置します。ちなみに、視力や左右の眼球間距離には個人差があるので、多くのVR HMDにはレンズの位置を調整する機能が備わっています。

さらにVR HMDには、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー等が入っていて、これらは「顔の向きを検知」する役割を果たしています。コンテンツ側は、VR HMDから顔の向きの情報をもらってそれに合わせた映像を表示させます。

「顔の向きの検知」以外にも、「頭の移動(首を前に出したり、横に動かしたり)」「体の移動(前後、上下の動き)」を検知するための「位置ト ラッキング」機能が組み込まれているものもあります。

2016年はVR元年

昔から進められてきたVR。

VRを体験するためのコストが大幅に下がったことで、コンテンツを作る人が増え、そのコンテンツを多くの人が体験できる状況になったことを踏まえて、2016年が“VR元年”と呼ばれるのだと言われています。より身近になっていくのが楽しみですね。

web集客・サイト制作に関するご相談はこちら

お問い合わせフォーム

お電話からのお問い合わせはこちら

0120-57-1140

平日 AM9:00~PM6:00